FC東京!好きで悪いか!!

FC東京!好きで悪いか!!《ウダウダと・・・そして熱く理不尽に!》

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2013.08.12 Monday

灼熱夜、冷や汗タラリの消耗戦 - J1第20節・vs 川崎フロンターレ【J特】

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    朝7時の等々力の待機列整理の時間でさえ、ねっとりと体中に絡みつく熱気と湿気に十分な殺意を感じ取れるくらいの、全く尋常では無い日の多摩川クラシコ。朝に等々力に行く途中でお会いしたあおおにさんともこの暑さにはブーたれていたのだが、試合開始の時間になっても全く気温は下がらず、体中がべったりと汗まみれの状態。しかしながら、そんなことはものともせず、スタンドはソールドアウトの超満員で、両チームとも灼熱の夜の熱気を上回る応援を繰り広げる。東京側の太鼓も普段より若干テンポアップ気味だし、気のせいかもしれないが、何だか普段よりリズムに躍動感も感じられる。選手たちもそれに後押しされたのか、この気候をものともせずに、ガンガン動いてる。まあ、キックオフと同時に『シュート打て』コールをされちゃ、動かんわけにも行かないだろう。東京ゴール裏、やっぱり面白いじゃん。

    試合開始しばらくは、東京の攻勢が続く。ただ、現地のゴール裏で見ている限りでは、その時間帯でも川崎のボールキープ力に脅威を覚え、後でスカパー!で見たときほどの東京の優位感は全く感じていなかった。川崎は前回対戦時と完全に別のチームと化しており、ここにきて風間監督のサッカーが深く浸透していることが伺えた。あのサッカーは脅威だ。確かにリーグトップの得点力というのも頷ける。特に東京は、一番のスピードを持ったDFの加賀が怪我開けで、まだ本調子ではない。チャンヒョンスや徳永は対人には強いが、スピードがそうある選手ではなく、それは森重に関しても然りだ。だからスピード系の選手との併走や、ましてや抜かれてしまってからの後追いとなると相当に苦しい。川崎は、細かいボールタッチで東京のDFを揺さぶり、何度も東京DFを切り裂いていいた。特にレナトとピニェイロの両サイドハーフは相当な脅威であった。確かに一度攻撃を遅らせることができれば、細かいワンタッチのパス交換でDFのギャップをついてきてもどこかで捕まえることはできてはいたが、ある程度スピードに乗られているときには、サイドであろうと中であろうとDFは切り裂かれていた。正直なところ、何度も背筋に冷たいものが走り、先取点を入れられたときには『ヘタをすると大量失点か・・』とも思ってしまったりした。なんとなく、降格した年のキンチョースタジアムでのC大阪戦で、東京が中盤を完全に制圧され、何もできずに負けたことが思い出された。そう言う意味では、レナトの負傷による途中交代は、怪我の具合は心配だが、東京にとっては相当に良い方向に働いたと言っていい。

    しかし、この試合の東京の選手たちは相当に逞しかった。一番取られたくない大久保に取られた先取点であったが、川崎からしたらばやはり一番点を取られたくない千真が取り返してくれた。「いかにも米本」というキックフォームから繰り出された浮き球は川崎DFの頭上をギリギリで越え、絶妙な飛び出しを見せた千真にドンピシャで合い、見事な同点ゴールに繫がった。ただ、後半開始早々の失点は、「あれ・・・いつかどこかで見た光景・・」と、東京を応援するものの誰もが思ったに違いない失点であり、確かに川崎の攻撃は上手かったが、何度も繰り返されるふとした拍子の集中力の欠如は、やはり何とか直して欲しいものである。下位のチームは見逃してくれることもあるが、やはり地力のあるチームだと必ずと言っていいほど失点に繫がってしまう。

    2失点目の取られ方がイヤな形だったので、少しばかりイヤな予感が頭をよぎったが、太田の見事なFKがゴールの隅に決まり、再度同点に追いついた。自分は娘とゴール裏のほぼ中央にいたので、ゴール真後ろの自分から見て、ゴール左上隅に吸い込まれるボールがスローモーションのように見えていたが、これぞまさしく『キターーーー!!!』状態でしたな。徳永のランやアーリアのフェイントで壁は完全に崩れたが、おそらくあのキックだったらば壁があっても大丈夫だったようにも見えた程の素晴らしいFKであった。その後は東京にも得点機はあったが、やはり川崎のスピード感溢れる攻撃には、灼熱の夜にもかかわらず冷や汗がタラリ。確かに東京にも勝機は有ったし、是非とも勝ちたい試合ではあったが、この気候の中で、しかもこの攻撃力を持つ川崎相手にドローであれば、御の字ではないかとも思ってしまった。ただ、中村憲剛が攻撃の中心となっていた川崎に比べ、東京には核となる極だった選手がおらず、「この試合のトップ下に梶山がいたら」と思ってしまったことも確かである。個人的にはアーリアはサイドの方が面白く、この試合ではトップ下でタクトを振るという感じではなかった。変態梶山の変態プレーが、一瞬懐かしく頭をよぎった試合でもあった。

    信じられないくらい暑い夜だったが、試合内容はその暑さは感じさせない程引き締まったものだった。ポーランドから来た審判団がJリーグのクオリティーの高さに驚いてもおかしくないくらいの試合だったと思っている。審判団はこの暑さもあったのか、若干試合のスピードについて行けてない感もあり、笛も少しバタツキ気味に感じた。いくらヨーロッパも猛暑だとは言っても、日本のこの暑さは経験がないでしょ。

    勝てなかったことは悔しいが、このドローを価値あるものにするためには、次節のマリノス戦が非常に重要になってくる。何だか調子がいいマリノスだが、アウェイの借りは返さなきゃならんでしょ。試合終了間際に決められた悔しさは忘れてはいない。次節は、倍返し、3倍返しと行きましょうかね。

    今日の写真は、試合前に川崎ゴール裏に向かって微動だにせずに立ち続けていたドロンパ。その後ろ姿になぜか逞しさを感じた。ドロンパ、君はホントに素晴らしい。


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    コメント

    はじめまして、ブログ楽しく読ませて頂きました。
    私はミニベロ乗りのたけとと申します。
    解説ほんとすごいですね、応援してます^^
    2013/08/20 1:56 PM by たけと

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