FC東京!好きで悪いか!!

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2012.08.27 Monday

ポポ流リアリズム - J1第23節 vs サンフレッチェ広島

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    戦前の予想通り、東京は3バックの布陣で勝負に挑んだ。手応えを感じた浦和戦を受けての采配でもあるし、このフォーメーションのおかげで選手個々の役割が明確になり、東京にとっても広島にとってもお互いの良いところを消し合う試合展開となった。ただ、3バックにしたと言っても、リアクションサッカーに方向転換したわけではなく、志向するサッカー自体はこれまでと変わらず、コンパクトな陣形でポゼッションを高めて試合を支配することを目指しており、元々攻撃時はボランチが一人下がってCBの2人と合わせて3バックの布陣を敷いていたこともあって、見ていてあまり違和感は無かった。結果、ルーカスの1発で東京は勝利を収めたのだが、ミラーゲームと称されたフォーメンション的に鏡に映した様なマッチアップに加え、試合内容に関しても好機を何度も作りながら佐藤寿人選手の1発にやられた前回対戦時を逆にやり返したような感じでもあった。

    戦前の広島の選手曰く「3バックではうちに一日の長がある」と言うことだが、確かにそれは紛れもない事実なのだが、翻って3バックのチームと対戦する経験値では、4バックが主流となった今のJリーグでは、実は広島はほとんど3バックのチームとの対戦は無いはずで、その点では東京に分が有ると秘かに思っていた。徳永とミキッチのシバキ合いは見ていて楽しかったが、ミキッチは戸惑っていた感もあった。ここら辺は、徳永の個の強さというのが相当にものを言っていたのだが、やはりフォーメーション的に戸惑いがあったのは広島の方ではなかったかとも思ってしまう。最終的には、ミキッチ、清水という広島のストロングポイントであった両サイドが途中交代を強いられたというところを見ても、広島の閉塞感が見て取れる。それでも、試合終盤の怒濤の攻撃は凄まじく、東京はいつ失点してもおかしくなかった。ただ、前半に比べて広島の圧力に押されたのもあって、東京の最終ラインの位置が低くなり権田とDFの間のスペースも少なく、裏に抜ける攻撃を多用していた広島から見れば、結果的にいつもよりもシュートコースが限定されてしまい、最後でのシュートミスが多かったとも考えている。

    しかし、この勝利は大きい。これまでのしばらくは「内容はいい」と言われながらも勝ち星をことごとく逃してきたし合いが多かったのだが、やっとここで現実の勝ち点3につながった。本来ならば、浦和や広島のような、若干特異とも見えるような形態をとるチームに対しても、普段通りの4−2−3−1で戦うことがいいのかもしれないし、実際に強いチームであればそれが可能なわけだが、東京の力はまだそこまでは到達していない。この試合では、個のマッチアップの形を明確にし、役割分担を整理することによって、「頭の負担」を減らすというリアリスティックな戦法で勝利を得た。

    よく「勝利のためには、理想よりも現実の勝ちにつながる試合運びを」言われることがあるが、通常はそのために「シンプルな攻撃、守備」とか、失点をしないための「堅守速攻」と言う事になる事が多いのだが、ポポヴィッチ監督はそこではなく、「シンプルな考え」を選んだと言う事だ。それでも今回3バックの真ん中を勤めた高橋は、佐藤選手とのマッチアップでは「駈け引きで頭が疲れた」とコメントするくらい頭を使った試合でもあったので、相手のフォーメーションへの対応の部分で考える負担を減らし、頭の働かせ方をシンプルにする方法を選んだやり方には、それこそポポヴィッチ流のリアリズムを見たような気がした。

    ところで、エジミウソンの怪我が心配である。まだ得点にはつながっていなかったが、徐々に機能し始めていた矢先の怪我でもあり、非常に心配である。絶好機での不自然なシュートミスだったし、接触プレーでも無いところでの太ももの裏の負傷というのが嫌な感じであるのだが、軽傷であることを祈るのみだ。

    今回は広島遠征には行けず、仕事場でのスカパー!オンデマンドでの秘かな観戦だったが、どうも仕事場のネットワーク状況が良くなく、画面も途切れ途切れでの観戦。で、ルーカスのゴールシーンは、実は途切れているところに当たってしまい、画面が動き始めたと思ったらルーカスやら梶山やらが抱き合って喜んでいるシーンだった。生で見ていながら生で見れなかったのは残念ではあるが、自分が見ていない方が良いのかも、とちょっとすねてしまったのは内緒だ。だからその後は、広島の攻撃になったら画面を凝視しまくり、広島の得点を眼力で防いでいた次第。これからは、味スタゴール裏でも東京の好機には目をつぶって応援しましょうかね・・・って・・・それは辛い・・

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    コメント

    どのメディアに目を通しても広島の方が形になっていたとあり、たまたま東京がワンチャンスを物にできただけという評ばかりで、贔屓目もあるかも知れませんが違和感を感じていました。
    果たして広島が、それほど素晴らしい試合をしたのか?という点です。
    で、今回のまぐぱぱさんのレポートを読み、この違和感のもとがわかり、すっきりしました。ありがとうございます。

    確かに広島の選手は個々の役割分担が明確でしたし、上手いな、さすがだなと思わせるシーンもありましたが、裏を返せば形にとらわれているようにも見え、今までの頭の固い東京を見ているようでもありました。
    広島のシュートが枠に行かなかったのは偶々ではなく、東京が枠に行かせなかった要素も強いように思います。
    この辺りは今まで東京が悪い試合ではないとしながらも、得点に結びつかず勝てなかった経験から感じました。

    広島の佐藤選手の「東京に抑えられた印象は全然ない。東京が助かったと思ったはず。」というコメントは強がりではなく、おそらく本当にそう感じたのだと思いますが、実はこれが曲者なのではないかと…。
    今まで敗戦のたびに東京の選手も似たようなコメントを上げていますが、自分達の方が良いサッカーをしていると感じながら結果がついてこない時に、こういう勘違い(やられているのに、やられていることに気がつかないと言いますか…)に陥ってしまっているのだなーと思った次第です。

    いろいろな意味でミラーゲームでしたね。

    実は自分もテレビの前で呪詛を唱えながら、紫色の選手達を凝視しておりました。
    結構、効果ありますね(笑)
    2012/08/27 12:30 PM by AOAKA-SUN
    現地行きました。明らかに広島ファンがぎゅうぎゅう詰めだったのにたいし、東京ファンも思ってたより沢山いたのでそれなりに選手を鼓舞できたと思ってます。

    試合終わるまではハラハラしてましたが、終わってから飲んだスポーツドリンクは、うまかったし、ホッとしました。
    しかしエジミウソンの怪我が心配事です。大丈夫かなぁ
    2012/08/27 12:53 PM by よいち
    >AOAKA-SUNさん

    ホント、色々な意味でミラーゲームだったと思います。

    佐藤選手のコメントは、書かれているとおりだと思いますが、
    だからこそ東京のプラン通りの試合だったと思っています。
    AOAKA-SUNさんの言われるように、
    まさしく「これが曲者」なんですよね。
    東京も何度こんな試合を味わったことか・・・

    しかし、眼力・・ホント、意外と効果あるもんですねw


    >よいちさん

    現地参戦ですか!お疲れさまです。
    TVの画面でも、相当な数の東京サポーターが見えましたし
    声もしっかりと聞こえておりました。
    試合後の「眠らない街」・・・気持ちよく歌ったのではないでしょうか!

    エジの怪我、軽いことを祈ります。キーマンの一人でもありますからね。
    2012/08/27 9:12 PM by まぐパパ
    広島では中心部の方が固まって応援しましょうと声かけてました。沢山に見えたのは、その努力の賜物ですな(笑)

    今日は埼玉県に出張してますが、久しぶりに小平にいこうとしたら、寝坊して、行けずじまいでした(>_<)まだまだ東京ファンとして甘いなと反省してます(笑)
    相変わらず選手に声かけたり、目を会わせるのが恥ずかしいので、サイン貰うのもいつになるのか(笑)
    特に同郷の塩田はいつも怖そうな風貌だから、いまだに声かけてません(>_<)あ、でも去年の青赤横丁では握手はしました(^_^)
    2012/08/28 8:05 PM by よいち
    >よいちさん

    そういうことがあったんですね。
    なんだか、いいですね〜〜、そんな一体感。

    先日小平言ったときには、今年愛用しているNo.2ユニを持参し、
    ファンサービスで徳永選手に「でっかくお願いしますっ」と声を掛けたところ、
    ・・・ボチボチの大きさでサインを頂きましたw

    今年のユニフォームの背中のマーキングはすべる部分が多く、
    サインするにはちょっと難しい感じです。
    2012/08/30 9:37 AM by まぐパパ

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