そして神戸 - J1第21節 vs ヴィッセル神戸
W杯再開後の神戸戦で東京は躓いた。そしてセレッソ戦、広島戦とズルズルと滑り落ちていくような戦いであったが、この神戸戦で何とか踏みとどまった形になった。確かにミスが多い。チャレンジも少ない。「東京のサッカーは面白い」と言われた昨季と比べると雲泥のパフォーマンスではある。まだメンタル的な意味では、チーム全体がリハビリ中なのかもしれない。それでも東京の戦い方が戻ってきた。ホーム神戸戦で失ったものをアウェイ神戸戦で少し取り返した。少しばかり長い回り道ではあったが、これでいい。

ここで少しリーグ戦は休みとなるが、日程的には中2日、中3日の連戦で5試合と、まだまだ過酷な状況が続く。この状況でリーグ戦が途切れるのが良いのか悪いのかは自分には分からないが、少しばかり思い切ったことも出来ると割り切って考えるくらいの方がいい。何事も腰が引けてしまってはダメだ。いいと思ってやったことでも必ず裏目に出てしまう。最近の東京の不振は、確かに戦術的な部分もあるが、自分としてはメンタル的な部分が多くを占めていると考えている。神戸戦でも非常にいい戦い方が出来ている時間帯と、あまりにイージーなミスを連発し自らペースダウンしてしまう時間帯とがはっきりと分かれていたが、ここら辺が今のメンタル的な不安定さが顔を覗かせているところだろう。1つのミスが次のミスを生んでしまう形になっていた。そしてそのミスの連鎖は、「慎重さ」が「遅さ」という形で裏目に出ていた事がほとんどであった。チャレンジをしてでのミスは仕方ないところがあるが、腰が引けてしまった「慎重さ」に起因するミスは非常に恐い。それこそ今のチーム状況では負の連鎖を招いてしまう。だから、無失点で切り抜けた神戸戦をステップに、自分たちのサッカーを思い出す事に繋がればと考えている。

今日のナビスコ準々決勝の清水戦を皮切りに、天皇杯2回戦、ナビスコ・アウェイ清水戦、そして天敵浦和戦と試合が続くことになる。どの試合も勝つことが大事であるが、腰が引けた形での勝ちは要らない。どのような戦術をとるにしても、しっかりと自信を持ったサッカーをしてくれれば、それは必ず次に繋がってくる。今のリーグ戦での位置を嘆いても順位が上がるわけではない。胸を張って1試合ずつ戦いを続けて欲しいと思っている。

ところで、先日の神戸戦の主審は自分としては多分初めて見る人であったのだが、有り得ないミスがいくつかあったように感じた。判定がブレるとかそんなことではないし、大竹が倒された場面のことだけを言ってるのでもない。それ以前の問題。副審とのコミュニケーションも微妙であったし、ポジショニングやイン・アウトの初歩的な判断など、TVの画面で見る限りではあったが、「本当にJの審判?」と感じてしまった部分も多かった。あの主審の方がどれだけのスキルの方かはよく分からないが、正直、東京はこれまでああいう審判が裁く試合では星を落とすことが多く、それが嫌なダメージとして残ってしまうことも多々あったのだが、今回はそれが無くて本当によかったと思っている。しかし、大竹が倒された場面がファール判定でないのなら、あの試合で下された他のファールはファールにも値しないだろう。あの場面では大竹は何も言わずによく我慢したと思う。よく「選手が言わないのは自分でファールでなかったことが分かってるからだ」みたいな言い方をする人がいるが違う。サッカーでは一度下された判定が覆ることは絶対に有り得ないことが分かっていれば、よしんば監督がアピールのために抗議を続けても、選手自身での抗議は気持ちの苛立ちを増幅させてしまうこともあり、あまり得策ではない。それよりも気持ちを切り替えて次のプレーに集中した方がどれだけいいか分からない。

以前Jのとある審判の方から、判定に対する色々な選手の反応についての話を聞く機会に恵まれたことがある。その時に「三浦知良選手は審判が間違っていても異を唱えず、非常に紳士的であった」と聞いて「なるほど〜」と感心した次第である。さすがJを代表する名選手だ。一方「同じチームにいた柱谷選手やラモス選手は、判定があっていようが間違っていようが『なんだよ〜〜、そんなんじゃやってられないよ〜』と必ずクレームをつけてきた」とも・・・う〜〜む、なるほど〜〜


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カテゴリ:FC東京 & サッカー | 09:21 | comments(1) | trackbacks(0)
これがヒロシのやり方なのだ
2年前に城福監督のトークショーが開かれたことがある。その時は東京は上位に位置していたのだが、実はその時も今と同じ様な悩みを抱えていた。東京はメンバーが固定出来ていなかったのだ。しかし勝っていた。勝っていたからすべて許されていた。城福監督がトークショーでいった言葉が今でも耳に残っている。「メンバーが固定出来ないなりに勝っていますが、これで負け続けていたら逆に相当言われていたと思います。』細かい言い回しは違うかもしれないが、発言の趣旨は変わっていない。城福監督は分かっている。今現在、各ポジションでまるで虫食い状態とも言えるように選手の数が足りない状況で、可能な限り勝ちに近いサッカーをしようとしているのだが、得にここ何試合かはそれが裏目に出てしまっている。しかし、これが城福監督のやり方なのだ。実は城福東京でメンバーが固定出来たのは、昨季の強烈に強かった時期だけだ。それだけを見ると『メンバーを固定していれば負けないだろう』という事を言う人もあろうが、この時はあまりに好調で逆にメンバーをいじれなかったのだ。実際、カボレが抜けたりするとどうしても同じサッカーが出来なくなってしまったため、今季は誰が出ても何とか同じサッカーが出来るようなチーム作りをしたのだと思う。ただ、怪我人の多さや、大事な時の出場停止等が響き、このような事態に陥ってしまっているのだと考えている。確かにいじりすぎの間はなきにしもあらずだが、どのような組合せを考えても、今の陣容だとどこかに穴が出来てしまうのも仕方のないところ。こう言う時こそ、外部からのノイズは不要で、城福監督には自らの意志でチームを作ってもらえばいいと思っている。こんな事で解任とか言ってたら、自分たちのサッカーを貫き通している広島に笑われる。

自分には分からないのだが、今の東京が本当に厳しいと思っているのならなぜ安直にブーイングとなるのだろうか。城福サッカーなど見たくないというのならスタジアムに来なければいいし、よしんば負けてしまったとしても、拍手はしないまでもなぜ応援の言葉の1つも言えないのだろうか。2年前の味スタジュビロ戦で東京が快勝した際、その頃のジュビロの成績は今の東京と似たような感じであった。確か5−1で東京が勝ったのだが、その時のジュビロサポは誰もブーイングをしていなかった。逆に、試合後スタジアムに残り話し合いをしていた。詳しい内容は想像でしかないが、色々な情報からは『こう言う時こそ一致団結で応援だ』というようなことを話し合っていたようである。見事であると思う。それこそサポーターと呼ぶべき人達だと感じる。こう言うことを書くとかならず、『不甲斐なく負けた選手に分からせるためにはブーイングしかない』とか『ホームでは勝たなくちゃ行けない、だからブーイングする。ブーイングが我々サポーターに残された唯一の否定表現だ』とか言う輩が出てくるのだが、そんなことは詭弁以外の何物でもない。何度も書いていることだが、実際は自らのフラストレーションの捌け口でブーイングをしているに過ぎない。

ブーイングする人間はしっかりと考えるべきである。ブーイングはすべての雰囲気を悪くし、選手の足を引っ張る以外の何物でもないことをしっかりと肝に銘じておくべきである。百害あって一利無しだ。そのことが分かっていて、なおかつ『選手を教育するため』と冷静な気持ちでブーイング出来るなら、ブーイングをすればいいだろう。ブーイングする人は、口ではそう言うような自らを肯定する意味合いのことを言うが、実際にブーイングしている時に、どれだけの人がそこまで考えて冷静にブーイングしているかは疑問である。ほとんどが腹いせ紛れに苛々とブーイングして、余計に自分の気分を荒ませているだけに過ぎない。

前述のジュビロ戦の時に自分が書いた言葉をそのまま転載する。
終了の笛が鳴ってもブーイングせずにチャントを続けていたジュビロサポ。気持ちは痛い程分かった・・・が、自分は東京ゴール裏でお祭り騒ぎ、浮かれまくり中ではあったのだが・・・その後、試合のダイジェストも終わり、東京サポも撤収を始めても多くのジュビロサポがゴール裏に留まっていた。よく見るとコールリーダーがみんなに何か訴えかけているような感じでもあった。その後の『ジュビロ磐田』コールがジュビロ側から起こったのだが、正直なところ心打たれるものがあった。これは人ごとではない。東京も昨年や一昨年は残留争いぎりぎりのところにいたわけだし、今季だっていつ同じようになっても不思議ではない時期もあった。ゴール裏東京サポからもジュビロコールが上がっていた。


この時のジュビロコールをした東京サポの気持ちを、今も多くの東京サポが持っていればブーイングは起こらないはずだと自分は信じている。

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次節広島戦、不参加なれど・・
実は今季自分一人で参戦した時には、いつも良くないことばかりが起こっていた。誰かさんが手を使っちゃったりしてPKをあげちゃった時もそうであるし、また別の日にはやはり誰かさんが2枚黄紙をもらって惨敗したりもしていた。どうもヤバイんじゃないかと薄々気がついていながらも参戦していたわけだが、明日のホーム広島戦は家族の誰も参加出来ず、そのままならば前節同様自分一人の参戦となったわけだが、幸か不幸か少年サッカーチームの合宿に同行しており自分は参戦出来ない。またその合宿所はネット環境も整備されていないので携帯だけが頼りとなるが、恐らく試合時間中はミーティング時間と重なるので、リアルタイムでのチェックもままならない。と言う事で、自分の参戦がないため次節広島戦の勝率は大幅にアップしたはずだ。次はすっきりと行きたいものである。

しかし、今後の参戦・・・どうするかな〜〜


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カテゴリ:FC東京 & サッカー | 09:16 | comments(2) | trackbacks(0)
キンチョウの夏、惨敗の夏 - J1第19節 vs セレッソ大阪
なんやかやの仕事をぶっちぎって、昨日の午後に突如参戦を決め、今日の午後から明日の午前中までの丸1日の夏休みをとって、初キンチョウスタジアム参戦となった・・・が、1−4の惨敗となった。試合内容はほとんど分かってない。ピッチレベルと同じくらいの高さのアウェイゴール裏からは、一番前で見ていたにもかかわらず、ピッチ上で何が起こっているのかほとんど分からずじまい。確かに日立台くらいに見やすいスタジアムだが、アウェイの芝生席はまるでピクニック気分になってしまい、アウェイに来ているという感じはなくなってしまう。う〜〜む、アウェイの洗礼か。

試合内容は・・・相手は中二日で東京が中三日とか、森重のあれとか、権田のあれとか色々あり、たった1日の夏休みをとってきたにもかかわらず、あまりに惨敗と言える内容で相当に落ち込んだ・・・わきゃないだろ。なんたって、これまでホームで0−7とかも経験済み。んな、アウェイで1−4ぐらいの惨敗ごときは大したことはない。今季はこれまで、ロスタイムマジックとも言う様な勝ちや引き分けや負けがあるのだが、シーズンを半分終わった段階でも惨敗はなかった。いつかはあるかなと思っていたのが、このキンチョウスタジアムで出てしまっただけのこと。色々考えたってしゃあないって。要はこれを繰り返さないことが大事。勝って茂庭をいじりたかったが来季に持ち越しとしよう。茂庭、待ってろよ!

っちゅうことで、これからビールやら焼酎やら日本酒やらワインやらウイスキーやらを浴びてやろうじゃないの。何なら、それの風呂に入ってもいいのだが。明日の仕事がどうなるかなんて知らん。

やたら色々なマスコットがいたキンチョウスタジアム。




やはりこの方がメインのマスコットだろう。「とびたきゅうといえばえき前のオリジンですね」と書いてあるが、自分としては駅前ならば「ますや」だろと言いたい。ますやは名店!


で、この方の像がスタジアムの前に。味スタにもドロンパの像が欲しいぞ。


アウェイゴール裏はまるでピクニック気分。試合になるとみんな立つのだが、それはそれで隅田川の花火の観覧に来ているようだった。これもアウェイの洗礼か・・・


その代わりに、メインスタンドは西日直撃・・・といっても、味スタのバクスタも似たようなもんだが・・・


おまけに、スタジアムの外にあったフードコート。いつ行っても東京サポは少なく完全アウェイだったが、自分は相当に堪能した。ドロソースのたこ焼きは最高!!開場前は、フードコートに入るのにチケットチェックがあったのだが、開場後はチェックはなかった。湘南の平塚競技場同様、再入場システムだったので、試合が始まるまで何度か往復した。再入場チェックは紫外線スタンプ。汗まみれのおやぢにとってはちょっと心配だったが、とりあえず再入場は出来ていた。


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カテゴリ:FC東京 & サッカー | 23:45 | comments(6) | trackbacks(0)
まぐパパ、味スタのピッチを疾走する
17節の名古屋戦は、思い出したくとも思い出せないくらい記憶の遥か彼方に飛んで行ってしまった試合だが、先日のエントリーでもちょっと書いたように、前座として行われた少年サッカーの審判を味スタのピッチでやる機会に恵まれた。なんたって味スタのピッチを走れるのだ。それもお客さんが入ってる中でのこと。これは魂売ってでも駆けつけるしきゃないでしょ。当日は色々と仕事もあったのだが、ぶっちぎれないまでも各方面に多大なるご迷惑をおかけしながら色々と予定の変更をお願いし、何とか集合時間までに間に合うように駆けつけた次第である。やるときゃやるんだかんな、わしも。

確かに蒸し暑さはちょっとあったが、それでも連日の酷暑に比べたら曇りで大分楽なコンディションだったのもあり、大変に楽しめた。多分子供たちより楽しんでいたと思う。『いい大人のくせして』とか言われそうであるが、いやいや、あのピッチに立ったらそんなことどうでもいいって。下から見上げる観客席は大きく、拍手の音や歓声が響いてくるのが本当に心地よい。ピッチの中にいるとさすがに声までははっきりとは聞こえないが、それでも端の方に立つと(得にサイドより)、女性の高い声はピッチに届いてきたりしていた。まだ試合前で観客席がまばらなせいもあるが、思ったよりも聞こえるものだと感じた。また、人の顔はピッチ上からでも案外と判別出来るものだ。審判をしながらだったので、それほどじっくりは見ていないのだが、良くスタジアムで見かける人の顔もちらりと視界をよぎったりもしていた。見慣れた人の顔をピッチ上から見るというのは、中々に不思議な感じである。

ちょっと意外だったのはピッチの芝。今季の味スタの芝はスタンドから見ている限りでは、ほとんど問題ないように思っていたのだが、近くで見るとちょこちょこと傷んでいるところもあった。天候のせいだと思うが、あれだけ問題なく見えている芝でさえも少し傷んでいたとなると、18節の鹿島スタジアムのように遠目でも傷んでいるピッチというのは、実は相当に凄い事になっているのだと思った次第。パスミスが多かったりしたのはそのためだと思われるが、そう言うピッチでも前半はしっかりとパスを繋いでいた鹿島の選手達の技術はさすがというところか。

6時にはピッチを空けなくてはならないので、6時2分前には試合を終わらせて退場した後、マッハのスピードでゴールやマーカーの片付けを行い、名古屋サポの前を通って戻ってきたのだが、中々に相手サポをピッチ上から見上げるというのも得難い体験であった。名古屋サポの人が手に持っているビールを見た瞬間に喉がグビリと鳴り、観客席内にいたビール売りの女の子に下から声を掛けたい衝動に駆られてしまった。さすがにあそこでビールを買ったら怒られるだろうと思い何とか欲望を抑えたが、審判服から着替えてゴール裏に突入した時には既にビールを手にしていたのは秘密である。

ところで審判をしていた時に、大型スクリーンに何だかつるつるしてまるまっちいのが、突如どでかく映ったと思ったら・・・自分であった。異様だわ・・あれは・・どアップで人様にお見せするもんではないな・・・



ユーロスポーツ横に品川区の少年チームの選手達と集合。


子供たちは東京のスタッフの方の説明をしっかりと聞くが、自分の心は既にピッチ上。子供を差し置いて完全に舞い上がっている。


関係者以外は入れない門を通り抜け、いつも外から見ているスタジアム外周のところに入る。






そこから通路を抜けると・・・


ド〜ンと味スタのピッチが目の前に広がった。広い!


そこからクネクネと階段を下りる。


着いたところはバックスタンド下のアップ場。




いつも観客席から見ている朝日新聞の垂れ幕やら、段幕を裏から見る。




いつもいるゴール裏を今日はピッチレベルから垣間見る。


本気で楽しい一日でございました。最後の最後になんか不吉なことが起こったような気もするのだが、そこら辺がどうも記憶があやふやである。まあ思い出せないんだから、大したことじゃないでしょ♪


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カテゴリ:FC東京 & サッカー | 10:22 | comments(2) | trackbacks(0)
城福東京、未だ3連敗は無しなれど・・ - J1第18節 vs 鹿島アントラーズ
この1週間、一度だけブログをアップしただけで、後は完全にサッカーの情報をシャットアウトしており、土曜の鹿島戦に集中していた。ということで、土曜日は休みを取り、しかもこれまですべて勝ちのみと言う『自分&娘@アウェイ』の必勝パターンでの出撃。場所が場所だけにどのような手段で行こうか迷ったが、はじめてオフィシャルのバスツアーを使ってみた。寝てりゃスタジアムまで着いちゃうんで思いっきり楽だし、快適であった。移動距離が短かったのもあるが、また使ってもいいとも感じた次第。帰りは、スタジアムで最後100円引きで売ってたアルコール飲料を『缶のままでお願い!』とバスに持ち込み、半分うつらうつらしながら呑んでいた。

試合は終盤で今野の技ありシュートで追いつき、何とか首の皮一枚で城福東京になってから初の3連敗だけは阻止した形になった。とはいうものの、未だ低値安定状況の我慢の子を強いられている城福東京。正直、名古屋戦に続き勝てる試合を落としたというイメージが強い。しかし鹿島の選手はやはり基礎がしっかりとしている。一見簡単に見えることだが、基本の技術では確実に東京を上回っていた。パスの精度やスピード、トラップの正確さなど、ほんのちょっとした部分なのだが、それがかみ合い、加えて試合の運び方を知っているとあのような強さになって現れてくるのだろう。ただし、東京は前半こそつまらないボールロストも多く、米本を欠いている上に梶山、羽生と試合を組み立てるための中盤の核となる選手が全くいない状況で、鹿島に中盤を作られてしまいゲームをコントロールされていたが、後半になってからポジションチェンジやメンバーチェンジによってゲームを支配出来はじめていたので、1得点に留まってしまったのは極めて残念である。試合終盤の鹿島相手だったら、もう1,2点取れてもおかしくなかった、というか、あそこで点が取れるような攻撃力であったらば、この順位にはいないわけではあるが・・・

平山はまた寝てしまったのか・・・時折ビックリするような動きはあるのだが、ゴール前でのちょっとした逡巡、もしくは小さなミスなのかもしれないが、それらのせいでほんの少し遅れが生じ、ゴール出来なくなってしまっている。名古屋戦でもそうだったが、可能性を感じたシーンというのは少しくらい無理があっても相手の意表を突く形のシュートの方であった。同じ無理な形でも、時間を掛けた後の相手DFが寄ってきてからのシュートでは、可能性はあまり感じられない。守備に力や頭を使ってしまっているためか、運動量を要求されシュート時に最適なポジションを取れていないのか、すべてのプレーに少しずつずれがあるように見える。恐らくメンタルも大きいのだと思うが、焦らず気負わず自然体で試合に挑んで欲しいところだ。

石川も動きはいいし、面白いプレーもあるのだが、一時期見られたような意外性や躍動感は影を潜めてしまっている。ここら辺は、大黒とのコンビネーションの問題も少なくないとは思っているのだが、そういう意味では石川はいつもシステムや戦術が少し変わると、それに併せるような変化を強いられている選手というイメージも強い。それが出来てしまうのも凄いのだが、またここでいわゆる『大黒システム』への順応というか、自らの最適化と言った方がいいのかもしれないが、プレーの内容に少しばかりの変化が必要となっている石川を見ているのは、ちょっと複雑な気持ちでもある。

一方で、大竹やリカルジーニョは自由にプレー出来ている。城福監督が上手い使い方をしているというのも大きいが、意表を突くプレーや相手の嫌がるプレーというのは見ていてもワクワクする。先発で90分の間、単調にならないようにあのようなプレーを続けられたら、それこそ相手にとって相当な脅威になるだろう。ここら辺は、後半戦に向けての好材料。相手DFにカットされてしまったが、試合終盤に大竹が見せた大黒へのパスはとても面白かった。スカパーの解説の前田氏はあのプレーを否定し、より得点の可能性の高いサイドにパスを出すべきと言っていたが、NHK−BSの解説をしていた山本昌邦氏はその同じ大竹のプレーを『意外性に富んだプレー』と絶賛しており、正反対の評価であった。我が家では、全員山本氏に大賛成。

今野のボランチも面白いが、今の布陣で行くならばやはり森重がボランチで今野がDFで始まった方がいい。後半になり、相手のプレッシャーが少し弱まってきた時に今野が1列上がると相当に相手は嫌なはずだ。今季はブルーノが抜けたところに森重が入り、攻撃力や展開力はそのままに守備力が上がったと考えていたのだが、いまだ本来の構想であった今野、森重のCBに梶山、米本のボランチの形を見ることが出来ない。米本はもう仕方ない部分があるが、梶山がこれだけ怪我がちだったのも大きな誤算の1つ。確かに徳永は羽生を起用することによって凌いではいるが、それによるデメリットも相当あることも事実で、監督としてはまだまだ頭の痛い試合が続くことであろう。ただ、その中で森重のボランチは当たり!リガ・デ・キト戦での草民も中々に面白かったが、ヨングンがCBで行ければ森重ボランチの形はしばらく続けても言いと思う。

ところで、鹿島の大迫選手は確かに上手いのだが、去年と比べてプレーの感じが違ってきた印象があった。東京戦しか彼のプレーを見てないので何とも言えないが、思ったのは「clever」という感じではなく「mean」とでも言えばいいのか・・・それとも単にチームカラーなのか・・

「娘と自分@アウェイはすべて勝ち」のジンクスは崩れてしまったが、鹿島の「先取点を取った試合はすべて勝ち」のジンクスも崩したのは素晴らしい。水曜のセレッソ戦、土曜の広島戦と、メンバーがどうなるのかまだ分からないが、ここまで来たら誰が出ても一緒だ。開き直っているのではない。恐らく城福監督は頭の痛いなりに、色々な試行錯誤の末に誰が出ても大崩れせず何とかぎりぎりのレベルは保てると思っているはずだ。名古屋戦、鹿島戦でその手応えはある。基本の戦術はブレさせずに、単調にならないように縦への早い攻撃も使って行ければ、これから勝ち点を大きく重ねていけるはずだ。



青赤なバス4台にて新宿を出発。途中青赤な方達の車とも遭遇しながら高速を一気に茨城に!新青赤娘のかなちゃんも4号車に乗っていた。




鹿島スタジアム。よく見ると、試合のない、木、金、土はビヤガーデンを開催中とか。エステもあるようだし、社交場と言うところか。


鹿島スタジアム名物のハム焼きと牛串。ハム焼きはちょっと油っぽい。牛串は焼きすぎでちょっとぱさついていた・・・残念!ただしモツ煮込みは美味でした。噂に聞く鹿島はもうちょっといいかと思っていたのだが、スタジアウム外の店は充実していても、スタジアム内はちょっと厳しいか・・




ど〜〜〜んと出た「Just Bring It」。鹿島の方は、ちょっと汚めな言葉が好きなようで。


帰りの車内。ちょっと妖しげな雰囲気。負けなかった安堵と勝てなかった悔しさが微妙に絡まり合っていた。モニターに映っているのは、昨年の清水戦@駒沢。カボレの技ありヘッドに喜んでいるうちに爆睡していた。



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カテゴリ:FC東京 & サッカー | 11:25 | comments(7) | trackbacks(0)
美しき敗北 - J1第17節 vs 名古屋グランパス
日曜の夜9時あたりからの記憶があやふやである。この2日間どこをどう彷徨いふらつき歩いていたのかはよく分からないが、とりあえずは仕事だけは消化していたようだ。しかしながら、腑抜けの痴呆状態でもしかしたら他人様には多大なるご迷惑をかけていたやもしれず、甚だ不安なところもあるが、なんとか社会復帰だけは果たした。

敗戦には必ず理由がある。名古屋戦でもいくつか上げられるとは思うが、一番はやはり決定力となってしまうのだろう。しかし自分としては、そう言う技術的な部分よりもメンタル面の方が気にかかっている。神戸戦、新潟戦、名古屋戦とサッカーはだんだんとよくなってきている反面、全く結果に繋がっていない焦りの方が恐い。苛々や焦りは負の連鎖を生む。それはサポーターにとっても同じ事。チーム同様ここが本当の踏ん張りどころだ。名古屋戦の敗戦は悔しいしダメージもでかいが、それを思い返して心に重しをするよりは、「やってるサッカーがどんどんよくなってきてるんだからいいじゃん」くらいに考えていた方が遙かにいい。はっきり言って東京のサッカーは美しかった。それは味スタでもTVでもどちらでも感じた。ゴール裏も一体になっていた。あれを継続すればいいだけだ。必ず結果はついてくる。サッカーに真剣に取り組むことは当然ではあるが、だからと言ってあまりストイックになり過ぎない方がいい。

サッカーに限らず、色々なことが上手く回らなくなる要因の最たるものは『気持ち』である。メンタルだけですべてが解決出来るとは言わないが、メンタルが落ちると確実に物事は回らなくなる。精神的な負の連鎖が始まってしまうと、技術や理論では解決出来なくなってしまうのだ。そこに入ってしまってはいけない。城福監督のことであるので、そこら辺のケアはしっかりしていると思うが、選手達にとってはやはりすっきりとした勝ちが大きな自信に繋がるのは事実であり、そうなるような勝ち星が欲しいところではある。自信がない時には、サポーターのため息や怒声に心が揺らいでしまうこともあるだろうし、それはさらなる負の連鎖を生むことも繋がりかねない。だから自分としては、これまでにも増してお気楽&ポジティ部モードで行っちゃいましょうかね〜〜、と思っている次第。そう、次だ、次。悔しがってようが、泣いていようが、怒っていようが、飲んだくれてようが、飯喰ってようが、ウ○コしてようが、すぐに次の試合はやってくる。またまた平日開催も含めた連戦となるのだ。サポーターも悔しがったり、泣いたり、怒ったり、飲んだくれたり、飯喰ったり、ウ○コしてたりする暇はないのだ。あ、でも飯やウ○コはきっちりとしておかないと大変なことにはなりそうだが・・・

次節の鹿島戦は我が家の必勝パターン『自分&娘@アウェイ』の参戦。勝たしてもらいますよ〜〜。

P.S. 名古屋戦前には少年サッカーの審判で味スタのピッチに立つ機会に恵まれたのだが・・・・スッゲー気持ちいいわ〜〜〜。味スタのピッチの上走っちゃった!写真もちょっと撮ったので、そちらは後日。


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王子の覚醒・スルガ銀行カップ vs リガ・デ・キト
行くつもりだったのだが・・・どうしてもぶっちぎれない仕事が入っているのを前日まで忘れていた・・・忘れなかったことを安堵するか、行けなかったことを悔しがるかで悩んだが、どうでもいいので気持ちを切り替え、帰宅後に録画で観戦。あまりにもタイトなスケジュールを試合前には懸念していたが、6人まで交代可能という試合のレギュレーションを目一杯有効利用し、選手の疲労が過度にならないように配慮しつつ、リーグ戦では出番の少ない選手の高いモチベーションをうまく使って、理想的な試合運びが出来たと感じた。細かい点では課題もあったが、先制されながらも追いついたことやFW2人が点を取ったは素直に評価出来る。大黒の巧さは相当に光ったが、平山のゴールやそれに繋がった草民のミドルシュートも素晴らしかった。「平山よ、今度こそ本当に目覚めてくれ、すぐに眠りに戻らないでくれ」と思ってしまったのも確かだが・・・

しかし先発メンバーの若いこと。一番の年長はナオで29才。次いで今野の27才。平山と北斗が25で、その後は森重が23で、リカ、大竹、椋原、権田と21が続き、草民とヨングンが20の、平均23才ちょうどの随分若い先発になっていたので、精神的に崩れると心配だとは思っていたのだが、全く問題なかったようだ。と言うか、このメンバーは結局のところほぼ主力と言っていい構成でもあり、ここら辺に関しては随分と層が厚くなってきたと思うところでもある。

リーグ戦次節の相手は名古屋。相当な難敵ではあるし、名古屋は昨季の借りを返そうと目の色を変えて向かってくるはずだが、リガ・デ・キト戦のように臆することなく試合に臨んでいけば、絶対に勝ちに繋がる。キト戦の布陣を見た後では、名古屋戦の先発メンバーが全く予測出来なくなってしまったが、平山や石川も十分に先発もあり得るだろう。草民だって有りだ。たしかに高橋と同じ様なミスが見られたことも確かだが、ミドルシュートからのアシストは自信につながったはずである。冗談ではなく誰が出ても大丈夫だと思えるような感じではあるが、それこそ体調とかコンビネーションの部分を見て判断することになるのだろう。キト戦の後半にあった、ソ・ヨンドクから大黒へのスルーパスなんかは個人的には相当に「萌え」であったが、ホント実に多彩なコンビネーションが考えられる。そういう意味では、東京にとってキト戦は言いアクセントになった。日程的には厳しい事は確かだが、新潟戦の負けを引きずって名古屋戦に挑むのとは大違いだ。

さてと、今年1つ目のタイトルは取った。次はなんのタイトルを取ることが出来るかだが、自分の予想としては・・・今ちゃんの『集まれ〜〜〜ッ』が流行語大賞・・・・って、をいっ!

ところで、自分は名古屋戦で味スタのピッチデビューを飾る!味スタの芝の上を走れるので、今から楽しみにしている。あ、見かけても石は投げないように。

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糧と枷・J1第16節 vs アルビレックス新潟
中2日で試合が続くと、見るのも更新するのも大変だが、この暑さの中実際に試合をする選手達はもっと大変だろう。城福監督の試合後のコメントは、少なからず熱くなった頭で語ってしまったものではあろうが、言いたいことは分からないでもない。当初思っていた以上に選手達の消耗が激しいのだろう。過密日程以上に選手のやりくりにも苦労の跡が見て取れる。今の東京の状態は満身創痍に近い。どのチームも同じ様な状態なのかもしれないが、それでもシーズン始まって以来キーとなる選手の故障者が常に絶えることがなく、しかも複数人居続けるというのはやはり尋常なチーム状態ではない。現在も米本と徳永が欠場中で、梶山やリカは強行出場はしたが万全からは遠い状態だ。特に東京の戦術にとっての核となるボランチのポジションがまったく固定出来てないのは相当に辛い。逆に考えればそのような慢性的チーム不全状態でリーグ戦がこの順位というのは、相当に頑張っているといっていいのかもしれない。

試合後梶山と権田の小競り合い、というか、梶山が権田の胸ぐらを掴んでビンタを喰らわせたシーンがスカパーに映っていたが、くすぶっているものは全部吐き出した方がいい。人前でやったって構わん。梶山は少し前の試合でも城福監督の指示にはっきりと異を唱えたりと、今季になって少し変わってきた印象がある。なんたって『東京の10番は〜〜、おお梶山陽平〜♪』なのだ。最近はキャプテンマークを腕に巻くことも多い。これまではどちらかというと飄々としたイメージが強かった梶山ではあるが、どんどんトンガっていいのだ。確かに以前でも時折練習で「ゴルァ〜〜〜〜ッ!!」と別人が憑依する時はあったりしたのだが、今年は確実に自分を主張することが増えてきている。もしかしたらそれは悪いチーム状態の裏返しなのかもしれないが、それでもいい。独善的になりさえしなければどんどんと自分を主張していっていいのだ。

高橋にとってはホロ苦すぎるリーグデビュー戦となってしまったが、これで1つステップアップしてくれるものと信じている。技術は持っている一方でどこか線の細い印象があった高橋だが、こういう経験は必ず血となり肉となる。と言うより、血となり肉としなければプロとしてはやっていけない。それが出来る人間だけが残っていける。高橋だけではない。今の東京には、好調を保っている選手よりも、調子を崩している選手の方が多い。彼らにとってもそれは同じ事。そういう意味では、いみじくも城福監督が『今が一番辛い時』というような発現をしていたが、チーム、選手にとって今が正念場のような気がする。

次の試合は水曜日のスルガ銀行杯。シーズン開始前には、絶対に開催して欲しいと考えていたスルガ銀行杯だが、なんだか凄いチーム状態で過酷な日程での大会になってしまった。確かに他のJチームに比べてこの日程は厳しいものがあるが、2週間で5試合という過酷な連戦をチームの『糧』とするか『枷』とするかはそれこそ城福監督の手腕にかかっている。ACLに出場したらこれが日常になる。移動はもっと過酷だ。5戦のうちホームが3戦、一番遠いアウェイが新潟でラッキーと考えるくらいの気持ちを持って、リガ・デ・キト戦、名古屋戦を戦い抜いて欲しい。

まだまだ暑い夏は続く。東京の夏はこれからが本番だ!

P.S. 成田に着いたリガ・デ・キトの選手達。


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鬼神復活・J1第15節 vs ジュビロ磐田
正直なところジュビロは強かった。やはり前田の圧力は強いし、駒野と西が東京の左サイドを制圧していた。東京は連戦の疲れから運動量は少なく、またジュビロのプレッシャーの前にイージーなボールロストも多く、復活した鬼神権田のスーパーセーブがなかったら、ホームで初の敗戦をするところであった。何とか首の皮一枚で繋がったという感じではあるが、少ないチャンスから大黒の2戦連続弾も生まれており、ここら辺は今後に繋がっていく好材料。反面、ナオや達也など交代選手との連携が乱れてきてしまっており、まだまだ大黒の加わったサッカーの熟成には時間がかかる面も伺われる。ホームでホント勝てないが、ここは素直に『ホーム無敗!!』と高らかに謳い上げることにしておこう。だってナビスコを含め5月5日からの戦績を見ると5勝1敗4分である。リーグ戦だけで考えても2勝4分。なんと負け無し!薄氷の勝利や引き分けもあったりはするし、リーグ戦の勝ちはアウェイだけではあるが、ここで気にしても仕方なし。居直って突っ走るのみである。

 5/5(水祝) ベガルタ仙台 △ 0-0
 5/9(日) モンテディオ山形 ○ 3-0
 5/15(土) 清水エスパルス △ 2-2
 5/22(土) アルビレックス新潟 ○ 1-0
 5/26(水) ベガルタ仙台 ● 0-1
 6/6(日) 京都サンガF.C. ○ 1-0
 6/9(水) セレッソ大阪 ○ 2-1
 7/17(土) ヴィッセル神戸 △ 2-2
 7/25(日) 湘南ベルマーレ ○ 3-1
 7/28(水) ジュビロ磐田 △ 1-1

ところで、こちらのあおおにさんにも指摘されたのだが、娘と参戦すると勝率がいい。と言うよりも、娘がいると自分がいなくても高い勝率を誇っている。自分だけの参戦では今季勝ちは・・・無い・・・う〜〜む・・次節新潟戦は、仕事のため参戦出来ず・・・で、娘&女房殿のみの参戦・・・となると、勝ちだな! 


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